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刻々に

こっこくに
副詞
1
標準
moment by moment
文例 · 用例
カヤリの煙がユラユラと壁に映つて、十一時頃であり、そのうちまた出掛けさうな気配にもなつたりして、時は刻々に過ぎつゝあつた。
中原中也 思ひ出す牧野信一 青空文庫
あたりの空気には、死屍のような臭気が充満して、気圧が刻々に嵩まって行った。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
空は透明に青く澄んで、充電した空気の密度は、いよいよ刻々に嵩まって来た。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
その原動力が、刻々に、体外へ流出した。
黒島傳治 青空文庫
「いったい人間の顔は時々刻々に変化しているのをある瞬間の相だけつかまえる事は第一困難でもあるし、かりにそれを捕えて表現したとしても、それはその人の像と言われるだろうか」というような意味であった。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
ただ一人山頂の櫓に回照器(ヘリオトロープ)を守って、時々刻々に移動する太陽の光束を反射して数十キロメートルかなたの観測点に送る。
寺田寅彦 地図をながめて 青空文庫
そうして女の心の中に刻々につのって行く不安と焦燥をこくめいに映出するのである。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
仏道修業では刻々に自分の心を制禦し得て、刻々に現実の上に理想を見出して行きます。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
作例 · 標準
沈みゆく夕日によって、空の色が刻々に変化していった。
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救助を待つ人々の体力は、刻々に削られていく。
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刻々に悪化する景気状況を打開するため、政府は追加の経済対策を打ち出した。
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刻々に(こっこくに) — 幻辞.com