表示法
ひょうじほう
名詞
標準
文例 · 用例
戦国以前に、どうした嫉妬の表示法を主婦たちが持つてゐたかを伝へてはゐぬ。
— 折口信夫 『万葉びとの生活』 青空文庫
だから、この派の作者は、音楽的表示法を重じねばならぬと思ふ。
— 折口信夫 『和歌批判の範疇』 青空文庫
音楽的表示法というたのは、音響を聴いて、その如何なる事件、如何なる思想を述べたといふことを知らないで居て、それでまづ聴者をして、音覚によつて惹起する所のある感情を感受せしむる方法である。
— 折口信夫 『和歌批判の範疇』 青空文庫
前に述べた「足踏み」はもとより、「口笛」、「声入り欠呻」、「中途退場」その他、「大根引込め」式半畳はまだ生優しい方で、少し前までは、「焼き林檎」をぶつけるといふ念入りの不満表示法が行はれました。
— 岸田國士 『新劇の観客諸君へ』 青空文庫
古事記は、これらの種々の表示法を併用して、漢文ふうにも、國語の音韻表示のふうにも、交えて書いた。
— 解説 『古事記』 青空文庫
それで国際的に、その分類を決め、命名あるいは表示法を統一しておく必要がある。
— 中谷宇吉郎 『国際雪氷委員会のことなど』 青空文庫