歯医
はい
名詞
標準
文例 · 用例
まず、歯医者へ通いはじめました。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
こんなところへ来るにはね、まず歯医者にひとつき通ってから、おいでなさいだ。
— 太宰治 『容貌』 青空文庫
)歯医師が(はあ、早朝からですよ。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
」爾薩待(うなだれる)(農民等 黙然)農民二(ややあって)「いま、もぐり歯医者でも懲役になるもの、人|欺して、こったなごとしてそれで通るづ筈なぃがべじゃ。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
お京さんはよく迷う女だ、斯ういう軒並を見せたら歯を癒して貰いに歯医者へ寄ってから練習所へ行こうかダンスの練習をすましてから歯医者にしようか。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
――それから、歯抜きの辰いう歯医者に会うたら、忘れんと二円返しといてや。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
歯抜きの辰という歯医者を探したところ、とっくに死んでいたというたよりがあってから、一月振りの手紙で、こんどはどんなたよりが書いてあるかと、娘の帰りを待ち切れず、〆団治なら読めるだろうと、その足で、「〆さん、〆さん、留守か。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
看板が掛っていなければ、誰もそこを歯医者とは思えぬような、古びたちっぽけなしもたや風の家で、頭のつかえるような天井の低い二階に治療機械が窮屈にかすんで置かれてあった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫