前扉
まえとびら
名詞
標準
front door (of a cabinet, bus, etc.)
文例 · 用例
配達車のそばを通り過ぎた時、梶棒の間に、前扉に倚りかかって、彼の眼に脚だけを見せていた子供は、ふだんから悪戯が激しいとか、愛嬌がないとか、引っ込み思案であるとかで、ほかの子供たちから隔てをおかれていた子に違いない。
— 有島武郎 『卑怯者』 青空文庫
その拍子に牛乳箱の前扉のかけがねが折り悪しくもはずれたので、子供は背中から扉の重みで押さえつけられそうになった。
— 有島武郎 『卑怯者』 青空文庫
薄ぎたなくよごれた顔に充血させて、口を食いしばって、倚りかかるように前扉に凭たれている様子が彼には笑止に見えた。
— 有島武郎 『卑怯者』 青空文庫
前扉はぱくんと大きく口を開いてしまった。
— 有島武郎 『卑怯者』 青空文庫
作例 · 標準
古いバスの前扉は、手動で開閉するタイプだった。
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通勤バスが停留所に停まると、プシューという音とともに前扉が開いて乗客が次々と降りていった。
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サーバーラックの前扉を開けて、点滅しているエラーランプの箇所を直接確認した。
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標準
half-title (of a book)
作例 · 標準
装丁の美しい本は、前扉にも凝ったデザインが施されていることがある。
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装丁家にお願いして、各章の前扉にはその章のテーマに合わせた美しいイラストを挿入した。
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古い洋書を開くと、飾り文字でタイトルが印刷された前扉が経年でセピア色に変色していた。
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