人違い
ひとちがい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
mistaking one person for another
文例 · 用例
大吉其奴を蹴り倒し、ピシャリ戸を閉めて、T「人違いすな 此村大吉、御用と 呼ばれる覚えない」 と外の役人の一人が、T「五郎蔵の訴えにより 罪状明白じゃ 神妙にしろ!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
武蔵が「人違いじゃ」と言い乍ら一同を叩き付ける。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
が、中途で、人違いだと気づいたらしく、言葉を切って、疑い深げにあとを見かえした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 とその女を見返したのであるが、そのとき吉田の感じていたことはたぶんこの女は人違いでもしているのだろうということで、そういう往来のよくある出来事がたいてい好意的な印象で物分かれになるように、このときも吉田はどちらかと言えば好意的な気持を用意しながらその女の言うことを待ったのだった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
「雑と、人違いですよ。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
髪の色こそ似ているが、確に人違いだ、我父では無い。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
慌てて飛退いて更に熟視ると、人違いでない、確に父の安行である。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
この獄屋につないであるのは全く人違いだ。
— 岡本綺堂 『自来也の話』 青空文庫
作例 · 標準
暗い中で知らない人に声をかけたら、人違いだった。
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まさかこんな場所で人違いをするとは思わなかった。
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あの人は私の知り合いに似ているけれど、きっと人違いだろう。
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