曲がない
きょくがない
表現形容詞
標準
conventional and uninteresting
文例 · 用例
これで帰るのも余り曲がないね。
— 田山録弥 『一室』 青空文庫
曰く 類ひなき富士ぞ起れる清見潟駿河の海は紫にして 大いなる駿河の上を春の日が緩く行くこそめでたかりけれ春の海いま遠方の波かげに睦語りする鰐鮫思ふ 終日のたりのたりかなでは曲がない。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
しかしすぐ斃してしまっては曲がないので、長い間からかって翻弄する。
— 野上豊一郎 『闘牛』 青空文庫
お前がそれでは曲がない。
— 清水紫琴 『したゆく水』 青空文庫
『魚十』(といってしまっては曲がないが)からででもあろう、たまたま聞えて来る清元の「三千歳」をつかって早瀬主税とおつたとが義理のために哀しいわかれをする一段である。
— 久保田万太郎 『上野界隈』 青空文庫
浅公の弟にしても、こんな場合には幾分、からかい心も出るものと見えて、こうして炬燵に納まり込んでしまってみると、ここへ不意にお雪ちゃんが帰って来た時、ただお帰りなさいでは曲がないと考えたらしいのです。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
障子のうちの作者は、影法師の動きだけで十分に鶯たることを鑑定し得るのであろうが、それだけではいささか曲がない。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
担いで行ったんじゃ曲がない。
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫
作例 · 標準
「今日の会議、また`曲がなかった`ね。いつもと同じ話ばかり。」と同僚はため息をついた。
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彼の書く小説は、構成がしっかりしているが、展開が`曲がなくて`少々物足りない。
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「この町のお祭りは、毎年`曲がない`んだよね。」と地元民は苦笑いした。
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ありきたりな言葉ばかりで、話に`曲がなくて`退屈だった。
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標準
unsociable
作例 · 標準
彼は少し`曲がない`ところがあるから、無理に誘わない方がいいかもしれない。
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人見知りが激しく、初対面の人には`曲がない`態度を取ってしまう。
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「もっと人と話してみたら?そんな`曲がない`んじゃ、友達もできないよ。」と友人はアドバイスした。
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彼女は初め`曲がない`ように見えたが、親しくなるととても気さくな人だった。
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