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懇々

こんこん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
earnest
文例 · 用例
すると父から非常にしかられて、早速今夜あやまりに行けと命ぜられ長者を辱めたというので懇々説諭された。
国木田独歩 初恋 青空文庫
今度は直接に自分から懇々と言い聞かせたが、老人は暗い顔をしてただ薄笑いをしているばかりで、どうしても、その意見を素直には受け入れないらしいので、堀部君もいよいよ癇癪を起した。
岡本綺堂 雪女 青空文庫
まず当分はなんにも言わずに辛抱しているがよかろうと、彼は栄之丞を懇々説いてなだめた。
岡本綺堂 籠釣瓶 青空文庫
それから父は、俳諧の歌仙(つけあい)の実例を挙げて、その幽かな心持や面白味を懇々と説き立てたが、母にはとうとう何のことやら分らなかったらしい。
堺利彦 私の母 青空文庫
人間てものは誰でも誤って邪路に踏迷う事があるが、心から悔悛めれば罪は奇麗に拭い去られると懇々説諭して、俺はお前に顔へ泥を塗られたからって一端の過失のために前途にドンナ光明が待ってるかも解らないお前の一生を葬ってしまいたくない。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
総監が云うのには、この位なことで、貴方を社会的に葬ってしまうことは、何とも遺憾なことなので告訴を取り下げるように懇々云って見たが、頑として聴かない。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
父親は懇々として説いた。
田山花袋 蒲団 青空文庫
懇々説諭されて、鬼の眼に涙を拭き/\、餞別に貰つた金を路銀にして、それで江戸へ出て来たが、二十年の間に、何う転んで、何う起きたか、五千といふ金を攫んで帰つて来て、田地を買ふ、養蚕を為る、金貸を始める、瞬く間に一万の富豪!
田山花袋 重右衛門の最後 青空文庫
作例 · 標準
彼は懇々と説得したが、彼女の意見は変わらなかった。
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先生は生徒たちに、懇々と人生の教訓を説いた。
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懇々と話し合った結果、お互いの理解が深まった。
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