撫子
なでしこ異読 ナデシコ
名詞頻度ランク #28572 · 青空 341 例
標準
pink (any flower of genus Dianthus, esp. the fringed pink, Dianthus superbus)
文例 · 用例
そして、寢臺の側の臺の上や、窓敷居にパンジイや、フリイジヤや、釣鐘草や、撫子や、マガレツトの花などの順順に變つて行くのを、やつと首だけ動かしながら見て樂しんだ。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
床の間の花瓶には撫子がしおらしく生けてあって、壁には一面の琴が立ててあったが、もう眼が眩んでいるお蝶には何がなにやら能くもわからなかった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
火は水に影を重ねたが、八重撫子の風情はない。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
中に咲いたやうな……藤紫に、浅黄と群青で、小菊、撫子を優しく染めた友染の袋を解いて、銀の鍋を、園はきら/\と取つて出た。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
……あゝあの時の、死顔が、まざ/\と、いま我が膝へ…… 白衣幽に、撫子と小菊の、藤紫地の裾模様の小袖を、亡体に掛けた、其のまゝの、……此の友染よ。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
枕許の小さな黒棚に、一|輪挿があつて、撫子が活かつて居ました。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
「……他に何にもなしに、撫子と小菊の模様の友染の袋に入つた、小さい円い姿見と、其だけ入つて居たんです。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
……私は自分ながら頓狂な声で言つたんですよ…… ――「まあ、御覧なさいまし、撫子が、こんなに露をあげて居りますよ」――」三「私としては、出来るだけの事はしました。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
作例 · 標準
夏の野原には、可憐な撫子が風に揺れていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
祖母が丹精込めて育てた庭には、色とりどりの撫子が咲き誇っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この山野草は、細く繊細な花びらが特徴の撫子の一種です。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
lovable, caressable girl
作例 · 標準
その若い女優は、愛らしい笑顔と優しい物腰で、見る者すべてを撫子(なでしこ)のように惹きつける。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女の純粋で可憐な様子は、まさに「撫子」と呼ぶにふさわしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
母親は、娘のことを「うちの撫子」と呼び、いつも愛情を込めて撫でていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite