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上古史

じょうこし
名詞
1
標準
ancient history
文例 · 用例
これは支那上古の政史に於て、或は然樣であつたので、墨子の上古史解釋は間違つて居らぬかも知れぬ、又或は然樣では無かつたかも知れぬ、墨子の理想の影を以て上古を掩うたのかも知れぬ。
幸田露伴 墨子 青空文庫
今その支那の記録から見たる日本上古史に就いて、一々考證的に論ずるに暇ないが、大體右の如き研究法に依りて、やゝ自由に考へ得らるゝ所の結論だけを、茲に聊か述べて見たいと思ふ。
内藤湖南 日本上古の状態 青空文庫
菅政友氏の漢籍倭人考、吉田東伍氏の日韓古史斷、那珂通世氏の日本上古年代考、久米邦武氏の日本上古史等、皆一樣に筑紫女酋の説を取り、但だ熊襲の女酋とする者と、筑後、肥後あたりの女酋とする者との小差を存するに過ぎず。
内藤湖南 卑彌呼考 青空文庫
上古に在て語部が語り繼ぎたる史實なりとも、當時の大事を全く語り漏すべき者とは信ぜざるが故に、魏國の記録に著はれたる史實が、我が上古史に全く缺佚せる筑紫女酋の事蹟なりと信じ得ざること、猶かの魏使が筑紫に來りて、全く大和朝廷あることを知らずして歸れることを信じ得ざるがごとし。
内藤湖南 卑彌呼考 青空文庫
彼は東陽、これは西陰、彼は上古史、これは近代史、原始と新進の対照、「夜昼峠」は正に的確な名詮自称である。
河東碧梧桐 南予枇杷行 青空文庫
唯私はこゝで、上古史を語るつもりはないのだから、ほんの輪廓を書くだけに止めることの諒解を得たい。
折口信夫 日本文学の発生 青空文庫
彼の史論が往々にして演繹的にして帰納的ならざるものあるは(たとへば日本開化小史、上古史の如き)之が為めなり。
山路愛山 明治文学史 青空文庫
上古史は手際さへよくやれば大抵の事は片付く、手際よくやつた者は大抵勝つに決つて居る。
内藤湖南 近畿地方に於ける神社 青空文庫
作例 · 標準
日本上古史の研究において、魏志倭人伝の記述は欠かすことのできない資料だ。
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大学のゼミで、上古史における神話と史実の境界線について議論した。
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彼は上古史の専門家として、古墳から出土した土器の編年を試みている。
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