山梨
やまなし異読 ヤマナシ
名詞頻度ランク #10059 · 青空 111 例
標準
Yamanashi (city, prefecture)
文例 · 用例
露天店の、たった一箇二銭か三銭の山梨を、うまそうに頬張らして貰うしおらしい奴もあった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 タネリは、ほんとうにさびしくなって、また藤の蔓を一つまみ、噛みながら、もいちど森を見ましたら、いつの間にか森の前に、顔の大きな犬神みたいなものが、片っ方の手をふところに入れて、山梨のような赤い眼をきょろきょろさせながら、じっと立っているのでした。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
ことしの正月、山梨県、甲府のまちはずれに八畳、三畳、一畳という草庵を借り、こっそり隠れるように住みこみ、下手な小説あくせく書きすすめていたのであるが、この甲府のまち、どこへ行っても犬がいる。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
山梨県は、もともと甲斐犬の産地として知られているようであるが、街頭で見かける犬の姿は、けっしてそんな純血種のものではない。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
そのとき、山梨県吉田町のN君が、たずねて来た。
— 太宰治 『酒ぎらい』 青空文庫
背後は一帯の山つづきで、ちょうどその峰通りは西山梨との郡堺になっているほどであるから、もちろん樵夫や猟師でさえ踏み越さぬ位の仕方の無い勾配の急な地で、さて前はというと、北から南へと流れている笛吹川の低地を越してのその対岸もまた山々の連続である。
— 幸田露伴 『雁坂越』 青空文庫
アルプスのように骨ばっていた海面は、山梨高原のようにうねっていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
梨と言い掛けた山梨姫とは、野猪が山梨を嗜むにや、識者の教えを竢つ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
私は「山梨」出身で、桃やぶどうの栽培が盛んな地域です。
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今度の旅行では、「山梨」のワイナリーを巡る計画を立てている。
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「お土産に「山梨」のワインを買ってきちゃった!」「わーい、ありがとう!」
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標準
wild nashi (Pyrus pyrifolia var. pyrifolia)
作例 · 標準
夏の終わりには、畑で採れた新鮮な「山梨」を箱いっぱいに収穫した。
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あの頃は、近所のおばあちゃんが庭で育てた「山梨」をよくもらったものだ。
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「この梨、すごく甘いね!」「でしょ?これは「山梨」だよ。」
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ウィキペディア曖昧さ回避
山梨(やまなし) 山梨郡 - 古代から甲斐国を構成する4郡の一つ。 山梨県 - 山梨郡に由来する現在の都道府県名で、旧甲斐国全域。 山梨市 - 山梨県内にある自治体。 自動車のナンバープレートに表記される国土交通省運輸局記号。山梨県笛吹市に所在する「関東運輸局山梨運輸支局」を示す。 山梨県を本拠とするベースボール・チャレンジ・リーグ所属の野球チーム山梨ファイアーウィンズの略称。 ヤマナシ(山梨)。バラ科の落葉大高木。食用のナシ(和ナシ、日本ナシ)の原種。 (5473) ヤマナシ 日本人の姓の一つ。山梨半造、山梨勝之進、山梨鐐平など。 やまなし 『やまなし』は宮沢賢治の短編童話。
出典: 山梨 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0