玉水
たまみず
名詞
標準
raindrops
文例 · 用例
軒の玉水しとしとと鳴る時、格子戸がらり。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
此幾日といふもの楽みにして待ちに待ちたる明日の若雨ふらんには如何にかせんと、檐の玉水の音を聞くさへ物憂くおぼえて、幾度か椽端に出で雲のたゝずまひを仰ぎ見て打囁きしが、程経て雨の小止みしける時、弟はやうやく帰り来りぬ。
— 幸田露伴 『鼠頭魚釣り』 青空文庫
それもじきやんで五月雨の軒の玉水が亜鉛のとゆにむせんでいる。
— 寺田寅彦 『竜舌蘭』 青空文庫
お前のには俺が酌をするから、俺のにはお前が」「ああ可うござんす」 雨はこの時漸く霽れて、軒の玉水|絶々に、怪禽鳴過る者両|三声にして、跡松風の音|颯々たり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
」雨には軒の玉水の、鼓打つかと思わるる。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
いつとはなしに、誰が名づけたといふこともなく、その井戸は「玉水の井」と呼ばれ、人々を潤ほして來たのであつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
玉水の井が、常にも増して人々に多くの惠みを垂れるのは、丁度今年のやうに雨量の少い時であつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
どこの家の井戸も水が涸れて、底の泥が立つやうな時、玉水の井だけは、依然、清らかな水を豐かに湛へてゐた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
作例 · 標準
軒下から滴り落ちる玉水が、地面の石を少しずつ削って凹みを作っていた。
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激しい雨が止んだ後、窓ガラスに付いた玉水が太陽の光を反射して輝いた。
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葉っぱの先に溜まった玉水が、重みに耐えかねてポツリと地面に落ちた。
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標準
clean water
作例 · 標準
湧き水の出どころを尋ねると、そこには透き通った玉水が絶え間なく溢れていた。
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登山の途中で見つけた岩陰の玉水で喉を潤し、疲れをリフレッシュさせる。
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「この村の玉水で仕込んだ酒は絶品だ」と、土地の人は自慢げに語った。
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ウィキペディア曖昧さ回避
玉水 玉水物語 玉水町 玉水駅 玉水駅 (ソウル特別市)
出典: 玉水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0