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血気盛り

けっきざかり
形容動詞
1
標準
youthful vigor
文例 · 用例
それ以来、逗留客は奥の客便所へゆくことを嫌って、宿の者の便所へ通うことにしたが、根津は血気盛りといい、かつは武士という身分の手前、自分だけは相変らず奥の便所へ通っていると、それから二日目の晩にまたもやその戸が開かなくなった。
岡本綺堂 温泉雑記 青空文庫
年齢もようやく四十に近い血気盛りとあっては、輜重の役はあまりに情けなかったに違いない。
中島敦 李陵 青空文庫
年齢こそ八十の坂を越しているが、能に入ったのが六十歳だから能楽の弟子としてはまだ二十歳の血気盛りのつもりでいる。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
あたりまえならば、なんとかかとか必ず苦情の持ち上がるべき英国風の小やかましい検疫もあっさり済んで放蕩者らしい血気盛りな検疫官は、船に来てから二時間そこそこできげんよく帰って行く事になった。
有島武郎 或る女 青空文庫
その以来、逗留客は奥の客便所へゆくことを嫌って、宿の者の便所へかようことにしたが、根津は血気盛りといい、且は武士という身分の手前、自分だけは相変らず奥の便所へ通っていると、それから二日目の晩にまたもやその戸が開かなくなった。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
そのなかに某という若者があったが、いまを血気盛りの若者がそうして毎日寝てばかりいるのもつらいことだろうとて、主人はあるときそれを呼んでアワ種五合を預け、これをおまえに与えるからかの山畑にいって蒔き耕せ、この仕事ならそう難儀でもなく、かえって気晴らしにもなることであろう。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
一瞬間若い血気盛りの評論家李明植の鋭い視線とかち合ったことを覚えている。
金史良 天馬 青空文庫
更紗の掻巻を撥ねて、毛布をかけた敷布団の上に胡座を掻いたのは主の新造で、年は三十前後、キリリとした目鼻立ちの、どこかイナセには出来ていても、真青な色をして、少し腫みのある顔を悲しそうに蹙めながら、そっと腰の周囲をさすっているところは男前も何もない、血気盛りであるだけかえってみじめが深い。
小栗風葉 深川女房 青空文庫
作例 · 標準
血気盛りの若者たちが、スポーツ大会で熱戦を繰り広げた。
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彼は血気盛りで、些細なことでもすぐに感情的になってしまうところがあった。
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血気盛りであることは悪いことではないが、時には冷静さも必要だ。
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血気盛り(けっきざかり) — 幻辞.com