寝耳
ねみみ
名詞頻度ランク #41712 · 青空 116 例
標準
something heard while sleeping
文例 · 用例
されば夜となく、昼となく、笛、太鼓、鼓などの、舞囃子の音に和して、謡の声起り、深更時ならぬに琴、琵琶など響微に、金沢の寝耳に達する事あり。
— 泉鏡花 『妖僧記』 青空文庫
だから満更寝耳に水の事件でもなかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
こっちは寝耳に水でね。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
寝耳に水の忠告であったが、お前のこのごろの打ち沈んでいる様子と思い合せて、もしや、と思った。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
いわんや、解剖学の不確実など、寝耳に水であろう。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
これはわたくしには寝耳に水です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
矢田の母がたずねて来たときは、わたしは急病人の往診をたのまれて不在でしたが、家内も矢田の母からその話をきかされて、寝耳に水でびっくりしたそうです。
— 岡本綺堂 『有喜世新聞の話』 青空文庫
何でも小石川の床店の組合が、殺みに来たと思ったんだそうで、奴は寝耳で夢中でさ、その癖、燃えてる火のあかりで、ぼんやり詰めかけてる人形が認えたんでしょう。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
作例 · 標準
夜中に寝耳に聞こえてきた微かな物音に、思わず飛び起きた。
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隣の部屋からの話し声が寝耳に入り、目が覚めてしまった。
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普段は起きないのに、今朝は寝耳に鳥のさえずりが入って起きた。
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