忠実忠実しい
まめまめしい
形容詞
標準
hardworking
文例 · 用例
このまめまめしい心よしの友だちがあたたかい南国へ羽をのして行くすがたのなごりも王子は見る事もおできなさらず、おいたわしいお首をお下げなすったままうすら寒い風の中にひとり立っておいででした。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
」 いっているまに、まめやかなお公卿さまがまめまめしい働きでした。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
まごまごしてりゃ、夜がふけちまいますぜ」 ずけずけといったのを聞き流しながら、はてどうしたものだろうというように、あごのまばらひげをまさぐっているところへ、ちょこちょこ縁側先から、善光寺辰がまめまめしい顔をのぞかせると、不意にいいました。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
「我一生は破れに破れて道端に伏す乞食かたゐのそれこそ終生の願ひなりけり」という表現は文学的に気負った感懐で、現実の一葉は、下駄の緒のきれたときの用心にと、いつも小ぎれをもっているという、まめまめしい甲斐性のある気だてであった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
円顔で、おとなしい口もとが少し出ていて、疑いを抱かぬまめまめしい身動きは、なるほど、こんな仏像は奈良や京都の寺でよく私は見たことがある。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
宿々の泊りでは、できるだけ少なく食い、小さくなって眠り、呼べば、かならずひと声で飛んできて、まめまめしい挨拶をする。
— 久生十蘭 『ボニン島物語』 青空文庫
」 まめまめしい彼女は手をやすめることがなかった。
— 室生犀星 『津の国人』 青空文庫
いつも静かな看経のひまひまには、茶を立てたり、手習いをしたり、暦を繰ったり仏具を磨いたりして、まめまめしい日を送っていた。
— 室生犀星 『性に眼覚める頃』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はまめまめしく台所を動き回り、あっという間に夕食を準備した。
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庭の手入れをまめまめしくこなす祖父の姿は、近所でも評判だ。
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彼はまめまめしい働きぶりで、上司からも同僚からも厚い信頼を得ている。
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