むず痒い
むずがゆい
形容詞
標準
itchy
文例 · 用例
」 銀子は梳いた髪をいぼじり捲きにしてもらい、少しはせいせいして、何か胸がむず痒いような感じで膝のうえで雑誌をめくったりしていたが、小谷さんは新聞にたまった雲脂と落ち毛を寄せて、外へ棄てに行った。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
そのむず痒いやうな感覺。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
「いゝから、その赤ちゃんの歯が生えたところ見せて呉れない」 お秀は、何だか身体のしんからむず痒いものを感じたように自分の乳房が蠢めくらしいのを掌で押えました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」鶯四十二「痛いのかと思うとそうでもなしに、むず痒い、頼ない、もので圧えつけると動気が跳る様で切なくッて可けません。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
「ゆうべ寝る時分には別に何事もなく、ただ下半身がむず痒いので、それを掻くとからだの皮が次第に逆立って来たようですから、おそらく痺癬でも出来たのだろうかと思っていました。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
二十一 新吉は何だかむず痒いような気がした。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
お庄はどこか父親に肖ているとか、ここが母親に肖ているとか言って、顔をじろじろ見られるのが、むず痒いようであった。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
笹村は拙いその手蹟や、署名のある一枚の葉書に、血のむず痒いようななつかしさを覚えた。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
作例 · 標準
ギプスの中がむず痒くてたまらないが、手が届かない。
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背中の手が届かないところがむず痒くて、柱に押し付けてこすった。
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治りかけの傷口がむず痒いのは、組織が再生している証拠だ。
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標準
creepy
作例 · 標準
正面切って褒められると、なんだかむず痒い気持ちになる。
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幼馴染に改まって感謝されるのは、少しむず痒いものだ。
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彼の真っ直ぐすぎる愛情表現を聞いていて、こちらまでむず痒くなった。
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