序詩
じょし
名詞
標準
文例 · 用例
――朗吟調小曲――詩篇小解漂泊者の歌(序詩) 斷崖に沿うて、陸橋の下を歩み行く人。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
卷頭に掲げて序詩となす。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
序詩思ひ出は首すぢの赤い螢の午後のおぼつかない觸覺のやうに、ふうわりと青みを帶びた光るとも見えぬ光?
— 抒情小曲集 『思ひ出』 青空文庫
代表的なのは「春のある冬」という序詩ね。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
詩集「大白道」に次のような「序詩」がある。
— 豊島与志雄 『「草野心平詩集」解説』 青空文庫
闇に釣る船 (安成二郎氏の歌集「貧乏と恋と」の序詩)真黒な夜の海でわたしは一人釣つてゐる。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
「久住山の歌」の序詩我等近く来るたびに、久住の山、雲動き霧馳せて、雨さへも荒し。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
天馬ペガサスが天翔ける道を飛來する南歐の詩人を歡迎する其序詩は初め「中央公論」に載つた。
— 土井晩翠 『新詩發生時代の思ひ出』 青空文庫