膜面
まくめん
名詞
標準
文例 · 用例
とう/\二ダースの乾板を無駄にしたが、影像は全く膜面に現れて來なかつた。
— ――私の寫眞修行―― 『寫眞と思ひ出』 青空文庫
「どうしたんですか」 するとレーダー手は、ブラウン管の膜面におどるエコーの映像を指してダイヤルをまわしながら、「これごらんなさい、ギンネコ号がおびただしい電波妨害用の金属箔をまきちらしたようです。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
即ち写真の原板上で結晶の縁に添って膜面を切取って焼きつけたものであるから、細かい外形はわからなくなっている。
— 中谷宇吉郎 『雪』 青空文庫
もっともこの写真は色々細工がしてあって、不完全な結晶は継ぎ足したり、また乾板上で目的とする結晶の縁に沿って膜面を切り取って、印画紙に焼くと黒地に白く結晶が焼き出されるようにしたりしてある。
— 中谷宇吉郎 『雪の話』 青空文庫