阿代
あしろ異読 アシロ
名詞
標準
Ophidion asiro (species of cusk eel)
文例 · 用例
彼は高飛車に人をこなし付ける手を覚え、軽蔑して鼻であしろう手を覚えた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
私たち、愛の表現の方針を見失っているのだから、あれもいけない、これもいけない、と言わずに、こうしろ、ああしろ、と強い力で言いつけてくれたら、私たち、みんな、そのとおりにする。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
助太刀共に三人共、相当の剣客と見えたのを、羽織も脱がぬ雪駄穿のままあしろうて、やがて一刀の下に斬棄てたまま、悠々と立去る程の御仁のお名前が、江戸市中に聞こえておらぬ筈はないと申しましてな……」「ハハハ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
右に左にノラリクラリと、どんな文句を唄うて、どんな三味線をあしろうて行ったやら。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
いわば見習いの格で、古参の人たちのあとに付いて、ああしろこうしろのお指図次第に、尻ッ端折で駈けずり廻っていたんですから、時には泣くような事もありましたよ」 三 徳次に連れられて、半七が日本橋へ出て行ったのは、八月八日の朝であった。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
が今度の七三郎に対しては、才牛をあしろうたようには行かなかった。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
退屈なればこそあしろうたのじゃ。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
弟から見れば、その事業の總括者たる兄の義雄から、渠の出發後は代理となつてああしろかうしろと命令されてゐるので、この兄弟に信用を失つてゐる從兄弟の怪しい行爲は充分注意して、さうさせない樣にしなければならない。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
作例 · 標準
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