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雑巾

ぞうきん
名詞頻度ランク #24351 · 青空 412
1
標準
house-cloth
文例 · 用例
その朝は早々起きて物置の二階から祭壇を下ろし煤を払い雑巾をかけて壇を組みたてようとすると、さて板がそりかえっていてなかなか思うようにならぬのをようやくたたき込む。
寺田寅彦 青空文庫
私は、ごみっぽい雑巾で顔をさかさに撫でられたような思いがした。
太宰治 音に就いて 青空文庫
正月の何日頃であったか、表の呉縁に朝日が暖くさしてる所で、自分が一人遊んで居ると、姉が雑巾がけに来て「坊やはねえやが居なくても姉さんが可愛がってあげるからね」と云ったら「ねえやなんか居なくたってえいや」と云ってたけれど、目には涙を溜めてたそうである。
伊藤左千夫 守の家 青空文庫
僕が居なくなってから二十日許り経って十一月の月初めの頃、民子も外の者と野へ出ることとなって、母が民子にお前は一足跡になって、座敷のまわりを雑巾掛してそれから庭に広げてある蓆を倉へ片づけてから野へゆけと言いつけた。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
民子は雑巾がけをしてからうっかり忘れてしまって、蓆を入れずに野へ出た処、間がわるくその日雨が降ったから、その蓆十枚ばかりを濡らしてしまった。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
さて外より戸を開け、先にモデル娘、続いてウェエベルの上さん、箒、バケツ、雑巾を持ち、登場。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
そのうちにいよいよ今日はという事になって朝のうちに物置の屋根裏から台が取り下ろされ、一年中の塵埃や黴が濡れ雑巾で丁寧に拭い清められ、それから裏庭の日蔭で乾かされる。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
)(いえ、それには及びませぬ、雑巾をお貸し下さいまし。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
テーブルを拭くために、きれいな雑巾を用意してください。
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床の汚れを落とすために、固く絞った雑巾で何度も拭いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「あー、もう!このシミ、雑巾でこすっても全然落ちないじゃない!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

雑巾(ぞうきん)とは、掃除に用いられる布状の道具である。なお、雑巾の「巾」には、複数の意味が存在するものの、雑巾の場合は、布切れといった意味で用いられている。雑巾として使用される布の素材は、様々である。雑巾が乾燥した状態で行う拭き掃除を乾拭(からぶ)きと呼ぶように、そのまま使われる場合も見られるものの、水などで濡らした状態で使われる場合も有り、状況によって使い分けられる。雑巾はウエスに似ているが、ウエスは不定形で使い捨てにされる傾向が見られる。これに対して雑巾の場合は、複数回使用を前提として耐久性を持たせ、ある程度の決まった形状で、かつ平面的に作られる。なお、雑巾と同じく拭き掃除用でも、繊維製品ではなく樹脂多孔体の物の場合は、スポンジ、セーム革などと呼ばれ区別される。

出典: 雑巾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0