思い出の品
おもいでのしな
表現名詞
標準
keepsake
文例 · 用例
妻が死んでから、僕は、生活が不自由だとか、いろんな思い出の品があるとか、そんなことにはもう平気でいられる。
— 豊島与志雄 『裸木』 青空文庫
今では、少なくとも彼女の頭のなかでは、まさしくクラムの思い出の品の名誉に関することなんだから。
— DAS SCHLOSS 『城』 青空文庫
父は、亡くなった母のさまざまな思い出の品に飾られている部屋の片隅の窓辺に坐り、いくらか衰えてしまった視力の弱さを補おうとして、新聞を目の前に斜めに構えて、読んでいた。
— DAS URTEIL 『判決』 青空文庫
私の手もとに残った思い出の品々のなかには、写真も二、三枚ある、というくだりの、ア・フォトグラフ・オア・トゥーの部分が、ア・フォトグラフ・オヴ・トゥーになっていた。
— 片岡義男 『東京青年』 青空文庫
あなたはまだ子供だから、分からないだろうけど、思い出の品を失くしてしまうことがどんなに辛いことか!
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
「お前の叔母は彼女にとって何か大切な思い出の品を泣きながら売ったに違いないのだ!
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫