油差し
あぶらさし
名詞
標準
oilcan
文例 · 用例
その大股にノッシノッシと歩く又野の右側から、チョコチョコと跟いて来る小柄な男は、油差しの戸塚という青年で、敏捷らしい眼に鉄縁の近眼鏡をかけている。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
裏二階の人殺しがほんとうの油差しの男に発見されたのは、それから小半刻の後であった。
— 山祝いの夜 『半七捕物帳』 青空文庫
油差しは、動揺のために、機械と機械との狭い部分に入り込むのに、神秘的な注意を払った。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
『その二号|船渠で、昨日油差しを引っくりかえした様でした。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
推進機の油差しに出掛けて誤ってこぼしたらしいです。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
私はここの発掘場から、油差しを貰うことが出来た。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
キエフ駅の油差しとして労働しているうちに運動に入り、労働者の研究会を組織した。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
彼は近海商船の豊岡丸から下船した許りの三等油差しだという話だった。
— 牧逸馬 『上海された男』 青空文庫
作例 · 標準
油差しについて考える必要があります。
この油差しは非常に重要です。
油差しの意味を理解することが大切です。
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