こととて
こととて
接続詞
標準
because
文例 · 用例
四里の道を歩いたこととて、足は脹れぼツたい。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
別にしたいこととてもないその午後に、一つの欲望が湧いたといふことはひどく私を有頂にした。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
どうせ人間のすることとては、数の知れたものである。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
ヨーイ、ドン、で駆け出したのだが、村長さんも組合長さんも日頃馴れてゐることとて、腰の据り方といひ、手の振り方といひ、足の運び方といひ堂に入つたものであつた。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
すでに傷き片息になっている毛もののこととて、※くまもなく四股をくいくいと伸して息絶えた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
そしてもともと話のあったこととて、既に東京へ来ていた五人と共に、再び東京に於ての会合が始まりました。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
その式の盛大なこと酒もりの立派なこととても書くのも大へんです。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
けれども電燈の長く消えてゐたこと、たき火の盛んなこととてもマリオよりはひどかったのです。
— 宮沢賢治 『毒蛾』 青空文庫
作例 · 標準
子供のこととて、多少の失敗は許してあげよう。
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慣れない仕事のこととて、時間がかかってしまった。
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急なこととて、準備が間に合わなかった。
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