取っ組む
とっくむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
標準
to grapple with
文例 · 用例
「さてこれからまた取っ組むかな。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
それとも知らず、品川表の出があんまり大きすぎたんで、尾州様を相手に取っ組むからにゃ、いずれ大名だろうと早がてんしたのが、おれにも似合わねえ眼の狂いだったよ」「いかさまね。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
黙々と機械と取っ組む一人の技師の姿を、君は、弱い生き方だと思うだろうか。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
幸か不幸か日本の飜訳家は創作家とちがって、より高次な文学と取っ組むという身の程しらずな任務を背負わされている。
— 神西清 『飜訳遅疑の説』 青空文庫
」「あなたみたいに、馬鹿正直に貧乏と取っ組むひともないもんだわ。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
けれども取っ組むまでにはならなかった。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
いったん取っ組むとかれらは決してはなれず、木切れのうえで絶えまなくたたかい、組み打ち、ころげまわった。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
マングースもいよいよ鰐と取っ組むときには、その身のまわりをちょうど鎧を着るように、よくこねかえした泥ですっかり塗り固める。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
標準
to tackle (e.g. a problem)