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居前

いまえ
名詞
1
標準
文例 · 用例
でも、どこって当はないんだもの、鳥居前のあすこの床屋で聞いてみたの。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
……手前、幼少の頃など、学校を怠けて、船で淡島へ渡って、鳥居前、あの頂辺で弁当を食べるなぞはお茶の子だったものですが、さて、この三津、重寺、口野一帯と来ますと、行軍の扮装でもむずかしい冒険だとしたものでしてな。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
居前のあたりにて、いかなる事せむも計られずと思いて逡巡するに、国麿は早や肩を揚げぬ。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
居前の俺が関を知ってるだろう。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
「覚えておれ、鳥居前は安宅の関だ。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
居前ッて言うのはどこ?
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
居前のお前さん、乱暴じゃあがあせんか、華族様だってえのにどうです、もっともまああの方にゃあ不思議じゃねえようなものの、空樽の腰掛だね、こちとらだって夏向は恐れまさ、あのそら一膳飯屋から、横っちょに駆出したのが若様なんです。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
こりゃ何ですって、佃島の弁天様の鳥居前に一人で葦簀張を出しているんですって。
泉鏡花 式部小路 青空文庫