三行半
みくだりはん
名詞
標準
letter of divorce
文例 · 用例
たつた三行半で、あれだけ意味の長い物語は、どんな小説家だつで書きやうがない。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
するとたぶんその翌日の朝だ、僕は彼女から本当に三行半と言ってもいい短かい絶縁状を受取った。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
三行半の離縁状などは昔の物語にして、今日は全く別世界なりと知る可し。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
其の時御亭主が癇癪が起って居りますと、直ぐに三行半を渡して出されますと、合せものは離れもので、再び帰ることは出来ないから、嫉妬の起った時は、嫉妬腹を立ってはいけません、悋気は疑り、疑りは悋気の玉子です。
— 三遊亭圓朝 『鹽原多助一代記』 青空文庫
おさよ殿、これなる五十両を受け取って、約束どおりに栄三郎から三行半を取って来てもらいたい。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
おめえのねらって来たのは、はじめから金じゃあなくて、その三行半なのだな。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
父様なければ、母さんが、お一人してのお気苦労、せめて私が息ある内にと、取つて渡して下されし、三行半も、親の慈悲。
— 清水紫琴 『したゆく水』 青空文庫
三行半をやるか、迎への人をやるか、それはもう少し考へてからの事だ――無分別なことをするな」「お前さん、そんな、そんな、――私はそんな積りで言つたんぢやありません。
— 平次女難 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
昔の日本では、夫が妻に三行半を突きつけることで離婚が成立した。
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彼女は、夫から突然三行半を渡され、呆然とした。
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「三行半」という言葉は、現代ではあまり使われなくなった離婚の形式を指す。
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標準
break up (non-marital)
作例 · 標準
彼から三行半を突きつけられて、私達の関係は終わった。
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突然の三行半に、彼女はしばらく立ち直れなかった。
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友情の三行半は、恋愛よりも辛いこともある。
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