締めて
しめて
副詞頻度ランク #41628 · 青空 0 例
標準
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文例 · 用例
黒のサージの背広を着て、テカテカに光るネクタイを締めてゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
眼の前には、雁木の凹みのように、小さな峰が分れて、そこから日本アルプスの禿げた頭が、ぐいと出ている、雪の線が二筋三筋ほど、芒に白い斑が入ったように、細く刻まれて、荒ららかな膚に、美しい白紐を引き締めている。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
晩方に窓掛を締めてやれば、その人のためには夜になり、午前に窓の鎧戸を明けてやれば、その人のためには朝になるでしょう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
事業というものは片っぽうで先走った思い付きを引締めて、片っぽうはひとところへ噛り付きたがる不精な考えを時勢に遅れないように掻き立てて行く。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
不意の闖入者と花子とが緊と抱き締めて、ものも云わずに黒い地面にうずくまったからである。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
洋モスの着物に、紅帯を締めて、さげ髪に紅色のリボンを結んでいるのを見て、最初は一日恋愛の女学生かと思ったのです。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
と、女は何故か憚るやうにあわてて扉を締めて、置いた火鉢を抱へ直すとけむつぽい顏を横に曲げながら、私の側に近寄つて來た。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
が、俯向いたまま、何故か堅く唇を噛み締めてゐた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
作例 · 標準
本日のご飲食代は、サービス料込みで締めて二万五千円になります。
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昨日のイベントの来場者は、最終的に締めて三百人ほどでした。
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ここ一ヶ月の残業代を計算したら、締めて五万円になった。
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