お蔵
おくら異読 オクラ
名詞
標準
shelving (a play, movie, etc.)
文例 · 用例
何卒宝石はお蔵い下さい。
— 渡邊温 『薔薇の女』 青空文庫
」 美和子は、ちょっと憤った顔をして、「自分のお蔵に、火がついたのも知らずに、何を云ってんの。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
だがそれでもここは直さざるを得ない」かつて編集者が心の中で踏んでいたはずのこうしたプロセスは、電子化によって今、本人もそうと気づかぬうちにお蔵入りとなりかかっている。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
舟は西河岸の方に倚って上って行くので、廐橋手前までは、お蔵の水門の外を通る度に、さして来る潮に淀む水の面に、藁やら、鉋屑やら、傘の骨やら、お丸のこわれたのやらが浮いていて、その間に何事にも頓着せぬと云う風をして、鴎が波に揺られていた。
— 森鴎外 『百物語』 青空文庫
門の前はお濠で、向うの岸は上のお蔵である。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
その家は、周囲が六、七町もある広い邸で、邸の中には大きなお蔵が十五、六もずらりと建ち並んでおりました。
— 菊池寛 『三人兄弟』 青空文庫
乗ったかと思うまもなく、駕籠の止まったところは、目と鼻どころか、柳橋からはひとまたぎのお蔵前でした。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
近ごろ本所のお蔵前にお富士教ってえのができて、たいそうもなく繁盛するという話だがご存じですかい、とぬかしたんでね。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
rice storehouse (of the Edo shogunate)
作例 · 標準
例句