うっそり
うっそり
副詞-と副詞動詞-サ変
標準
absentmindedly
文例 · 用例
頬杖ついて、うっそりしている。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
――これではいかに伝六がうっそりといえども、はっきりと右門のいぶかしかった今までの行動が読めたものでしたから、額をたたかんばかりにしていいました。
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
「よくよくまた、うっそりもあったものじゃござんせんか。
— 村正騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
手間と金をかけたんだから」 五人が、ワラの調達したスイカを食べ、テープをさかなにして、なごやかにコーヒーを飲んでいるところに、なにやら袋をかかえて、山崎がうっそりとあらわれた。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
といいたげな、いかさま大胆沈着・傍若無人の不敵な空気が、世慣れたこなしとともにうっそりと漂っているんだから、瞬間にして、私は思った。
— ノウトルダムの妖怪 『踊る地平線』 青空文庫
「僕は大河です」「僕は乙彦だよ」彼はうっそり笑った。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
「やい、ここなうっそりどもめ。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
」「うっそり者の狂人め!
— 国枝史郎 『前記天満焼』 青空文庫
作例 · 標準
例句
雪でうっそり覆われた景色は白い。
パウダーでうっそり顔が白くなった。
砂でうっそり衣服が汚れた。