誕生仏
たんじょうぶつ
名詞
標準
statue of the birth of Buddha (right hand pointing at the heavens, left hand pointing at the earth)
文例 · 用例
誕生仏は裸身であってまた金色の相を具え、現実であってしかも理想の俤を浮べる。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
」「は」 主水正は、かしこまって、「そのほか、慈眼大師の銅製誕生仏、釈尊苦行のお木像、同じく入涅槃像、いずれも、稀代の名作にござりまする」「うけたまわっております。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
二「――天上天下|唯我独尊」 いつまでもご苦労さまに、沢庵が真面目くさって、誕生仏の真似して見せているので、お通は、「ホホホ、ホホホ。
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
――と、山荘の内から、ちょうど真っ黒な金属の誕生仏そっくりの裸の童子が飛びだして来て、犬を追い叱りながら、「小父さんは蜀の丞相だろう。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
少年の日から何十年ぶりで、その竹の柄杓を取り、誕生仏の頭から甘茶を注ぎまいらせる。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
灌仏会では、甘茶を誕生仏にかける習わしがある。
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博物館には、貴重な誕生仏の像が展示されていた。
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子供の頃、寺院で初めて誕生仏を見て、その姿に興味を持った。
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