装う
よそおう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞頻度ランク #31187 · 青空 1463 例
標準
to dress (oneself in)
文例 · 用例
馬場は躊躇せず、その報いられなかった世界的な名手がことさらに平気を装うて薄笑いしながらビイルを舐めているテエブルのすぐ隣りのテエブルに、つかつか歩み寄っていって坐った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
私|極りわるくてしょうがないわ」「よしとそれじゃ僕が先になろう」 僕は頗る勇気を鼓し殊に平気な風を装うて門を這入った。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
そして紅桃色をしたイトメという虫を五匹や六匹ではなく沢山に鉤に装うところを看詰めていた。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
田島は妙な虚栄心から、女と一緒に歩く時には、彼の財布を前|以て女に手渡し、もっぱら女に支払わせて、彼自身はまるで勘定などに無関心のような、おうようの態度を装うのである。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
それから水々しく青葉に埋もれてゆく夏、東京あたりと変らない昼間の暑さ、眼を細めたい程涼しく暮れて行く夜、晴れ日の長い華やかな小春、樹は一つ/\に自分自身の色彩を以てその枝を装う小春。
— 有島武郎 『北海道に就いての印象』 青空文庫
呪いの方の眷属は多く妖艶なる美女の姿を装うて居る。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
驚いて法師が、笠に手を掛け、振返ると、亀甲形に空を劃った都会を装う、鎧のごとき屋根を貫いて、檜物町の空に※と立つ、偉大なる彗星のごとき火の柱が上って、倒に迸る。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
世に、緋、紫、金襴、緞子を装うて、伽藍に処すること、高家諸侯の如く、あるいは仏菩薩の玄関番として、衆俗を、受附で威張って追払うようなのが少くない。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
作例 · 標準
特別な日だから、めいっぱいおしゃれをして装った。
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彼はビジネススーツに身を装い、会議に出席した。
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休日の街では、それぞれが自由な服装で身を装っている。
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標準
to pretend
作例 · 標準
彼は何も知らないかのように装っていたが、実は全てを把握していた。
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彼女は平気を装っていたが、その表情にはかすかな不安が浮かんでいた。
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「もう大丈夫だよ」と、母は心配をかけまいと笑顔を装って言った。
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