推輓
すいばん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
recommendation (of someone for a position)
文例 · 用例
東湖の政治的活動には、常に、藩主、烈公斉昭の推輓がある。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
「お判りになりましたか」「よく判りました」「それさえ覚えておれば、必ず及第いたします」 李張は科挙に及第して文官になったが、鄭宰相が陰に陽に推輓してくれるのでめきめきと栄達した。
— 田中貢太郎 『悪僧』 青空文庫
然るに歳漸く不惑に入った頃、如何なる風の吹き廻しにや、友人の推輓によってこの大学に来るようになった。
— 西田幾多郎 『或教授の退職の辞』 青空文庫
宇野氏は嘉村氏の不遇の頃から極力|推輓してゐたもので、嘉村氏との私交も普通のものではなかつたのだらう。
— 坂口安吾 『長篇小説時評』 青空文庫
老人の推輓によると、水もしたたる麗人ださうで――」 卓一は酔漢のやうに喋るのだつた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
そこへ、なおこちらに幸いすることには、月光が上から照らしつけてある上に、その当人の腰にさしていた提灯というものが、向うから推輓するように、ほとんど隈なく輪郭を照らしてくれました。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
これは通商条約の調印と共に、朝廷から御内旨が下ったほどの重大問題であったが、幕府は断乎として慶福丸を嗣に決定し、一橋慶喜を推輓した人々に大弾圧を加えたのである。
— 山本周五郎 『城中の霜』 青空文庫
水戸家の伝統を追う勤王派の者か、でなければ左近頼該を推輓する者たちかのいずれかであった。
— 山本周五郎 『新潮記』 青空文庫
作例 · 標準
馬を連れて川を渡る(水馬、すいば)のは、夏のアクティビティとして最高だ。
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