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おもちゃ絵

おもちゃえ
名詞
1
標準
omocha-e
文例 · 用例
したがって、絵双紙の方が主であるから、どこの店にも一枚絵、二枚続き、または三枚続きの錦絵を始めとして、子供のおもちゃ絵や千代紙のたぐいが店一ぱいに懸けられてあった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
おもちゃ絵や千代紙は一枚八厘か一銭であるが、錦絵の二枚つづきは一組五銭、七、八銭、十銭ぐらいで、武者絵や風俗絵や、新聞記事を材料とした際物や、その種類はもちろん一様でなかったが、錦絵の中で最も光彩を放っているのはやはり芝居の似顔絵で、各座の狂言の替るたびに必ず二種や三種の三枚続きが出版された。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
ことに彫工も摺師も老練の名工が追い追い減少、そのうえ物価騰貴で三枚続き普通十銭、上物十五、六銭で売ったのが倍以上でも引き合わず、随って仕事もいい加減になり、絵具も安物、せいぜい子供のおもちゃ絵程度、その中で夏向きの組立灯籠画などはしゃれたものの一つ、これなどは今あっても面白かろう。
山本笑月 明治世相百話 青空文庫
おしゃぶりをしゃぶって宮参りの犬張子、お祝物の鯛車で育て上ったわんぱくどもが、おいみんな遊ぼうよ、とひっくり返すおもちゃ箱の中は、芳藤のおもちゃ絵そのまま。
山本笑月 明治世相百話 青空文庫
作例 · 標準
したがって、絵双紙の方が主であるから、どこの店にも一枚絵、二枚続き、または三枚続きの錦絵を始めとして、子供のおもちゃ絵や千代紙のたぐいが店一ぱいに懸けられてあった。