出雲風土記
いずもふどき
名詞
標準
Izumo Fudoki (description of the culture, climate, etc. of Izumo province; 733 CE)
文例 · 用例
出雲風土記には、神様が陸地の一片を綱でもそろもそろと引き寄せる話がある。
— 寺田寅彦 『神話と地球物理学』 青空文庫
いはゆる風土記であつて、その内、出雲風土記(完本)、播磨風土記、常陸風土記などが残つてゐる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
出雲風土記こころ愁ひあれば枳佐加比比賣涙もいと熱くひとり迷へり、天なる神魂御祖をしのび、暗き潮めぐる海の窟に嘆くとき聲あり、―― 『暗きかも、暗きかも、 嗚呼暗きかもこの窟。
— 蒲原有明 『獨絃哀歌』 青空文庫
出雲風土記わが姉うぐひす、いかなれば野を、また谷を慕ふ身と、鳥に姿をかへにけむ、緑は匂ふそのつばさ。
— 蒲原有明 『獨絃哀歌』 青空文庫
出雲国造の奏寿のために上京する際の禊ぎは、出雲風土記の記述によると、わりに古い型を守っていたものと見てよい。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
出雲風土記考証の著者後藤さんは、やはり汲出説である。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
二股船を池に浮べた話・宗像三女神の示現などは、出雲風土記のあぢすきたかひこの神・垂仁のほむちわけなどに通じている。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
出雲風土記には、やまと成す大神と言ふ讃め名で書かれて居る。
— 折口信夫 『万葉びとの生活』 青空文庫
作例 · 標準
古代出雲の地理や風俗を知る上で、「出雲風土記」は最も信頼できる文献の一つである。
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古事記や日本書紀とは異なり、より在地的な視点から出雲の神話や伝承を伝える「出雲風土記」の価値は高い。
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島根県では、「出雲風土記」に記された景勝地を巡る観光ルートを開発し、地域活性化を目指している。
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高校の日本史の授業で、「出雲風土記」が編纂された背景と、その内容が現代に与える影響について解説した。
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