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月天

がってん
名詞
1
標準
Chandra (Hindu moon god also revered as one of the twelve devas in Shingon Buddhism)
文例 · 用例
月天心貧しき町を通りけり 月が天心にかかっているのは、夜が既に遅く更けたのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
我れを厭ふ隣家寒夜に鍋を鳴らす葱買ひて枯木の中を帰りけり易水に根深流るる寒さかな古寺やほうろく棄つる藪の中月天心貧しき町を通りけり 此等の俳句に現はれる、抒情味の本質は何だらうか。
萩原朔太郎 冬の情緒 青空文庫
降り注ぐものは新鮮な竹の葉に雪のごとく結晶し、君を思へば蒼白い月天がいつもその上にかかる。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
月天子山のはを出でんとして、光を放ちたまふとき、疾翔大力、爾迦夷波羅夷の三尊が、東のそらに出現まします。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
もう月天子がお出ましなのぢゃ。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
月天子山のはを出でんとして、光を放ちたまうとき、疾翔大力、爾迦夷波羅夷の三尊が、東のそらに出現まします。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
もう月天子がお出ましなのじゃ。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
向った丘に、もみじの中に、昼の月、虚空に澄んで、月天の御堂があった。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
作例 · 標準
密教の曼荼羅において、月天は十二天の一尊として北西の方角に配されている。
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「京都の古寺で、静かな表情を浮かべた月天の仏像を拝観して心が洗われたよ」
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仏画に描かれた月天は、優美な光背を背負い、手に月輪を持つ姿で表される。
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お寺の儀式では、方角を司る守護神として月天を招き、無病息災を祈願する。
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2
標準
moon
作例 · 標準
澄み切った秋の夜空に月天が掛かり、静かな月光が庭の池を銀色に照らしている。
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「今夜の月天はあまりに美しいから、少し遠回りして夜道を散歩しませんか」
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宵闇を貫いて昇る月天の輝きを道標に、旅人は山道を急いで宿へと向かった。
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水鏡に映る月天の影が、そよ風に揺れて砕けてはまた静かに形を戻していく。
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ウィキペディア

月天 は、仏教における天部の一尊で、十二天の一尊。元はバラモン教の神であったが、後に仏教に取り入れられた。

出典: 月天 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0