饑い
ひだるい
形容詞
標準
hungry
文例 · 用例
ミレエは腹が減つて饑いと言つた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
それに、いつも饑いくらいでよしといたほうがいいんだよ。
— POIL DE CAROTTE 『にんじん』 青空文庫
彼は自分の眼をいぶかるように、ひだるい山の上の空を眺めることがあった。
— 原民喜 『遥かな旅』 青空文庫
空がひだるいのではなかった、どうにもならぬ飢餓の日々がつづいていたのだ。
— 原民喜 『遥かな旅』 青空文庫
焼跡の塵堆に僕の眼はくらくらし、ひだるい膝は前につんのめりそうだった。
— 原民喜 『火の唇』 青空文庫
息をするのもひだるいような、このふらふらの空間は、ここもたしかに宇宙のなかなのだろうか。
— 原民喜 『鎮魂歌』 青空文庫
僕の眼は突張って僕の唇は乾いている、息をするのもひだるいような、このふらふらの空間は……。
— 原民喜 『鎮魂歌』 青空文庫
ひだるい長い路を歩きつづけた。
— 原民喜 『鎮魂歌』 青空文庫
作例 · 標準
山道を歩き続けて、すっかりひだるくなってしまった。
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長い間何も食べていなかったので、体がひだるい。
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「ああ、ひだるい!何か食べるものはないかな?」と彼は訴えた。
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