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図書館長

としょかんちょう
名詞
1
標準
chief librarian
文例 · 用例
必要によって当時の図書館長バルビールに命じて製らせました、函入新装の、一千巻、一架の内容は、宗教四十巻、叙事詩四十巻、戯曲四十巻、その他の詩篇六十巻。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
場所は寺町四条の浄教寺で、京都図書館長の湯浅半月氏を始め二三の弾手が集まつたが、聴衆はいつも十人そこ/\で、それも初めの一二段を聴くと、何時の間にかこそ/\逃げ出して、肝腎の藤村|検校が出る頃には、聴衆は一人も居ないといふやうな事が少くなかつた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
父と子5・7(夕) この頃京都図書館長を辞めて早稲田大学の図書館に転ずるとかいふ湯浅半月氏は、例の女買ひについて頻と噂を立てられてゐるが、流石に口上手の男だけに、別に弁疏がましい事もせず、「京都にはもう飽いたからな。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
湯浅夫人は神戸の女学院にゐた頃、書庫の図書を一冊も残らず読み尽したといふ程の読書人で、図書館長としては半月氏よりも、ずつと適任者であるが、堅い基督信者で、終始神様のお側に居過ぎた故で、つい人間の事を忘れて了つたらしい。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
先日まで京都図書館長をしてゐた湯浅半月氏に、「君の顔はどこかモウパツサンに肖てゐる。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
」と侯爵夫人がやきもきしてゐる矢先へ、ひよつくり顔を出したのは早稲田の図書館長は市島謙吉氏だつた。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
そして其処に居合はせてゐた図書館長S氏の顔を見ると、だしぬけに喚いた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
「S君、君は図書館長、僕はまた医科大学長、お互に長の名のつくものに碌な物は無いね。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫