陀
陀
名詞
標準
文例 · 用例
自分は阿弥陀様におすがり申して救うて頂く外に助かる道はない。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」 僕は懐にあった紙の有りたけを力杖に結ぶ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
そこで仏陀やショペンハウエルの教える通り、宇宙は無明の闇夜であって、無目的な生命意慾に駆られながら、無限に尽きない業の連鎖を繰返しているところの、嘆きと煩悩の娑婆世界に外ならない。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と、何遍唱えたところでピリヨードがない。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
」佛陀或は 世界の謎赭土の多い丘陵地方のさびしい洞窟の中に眠つてゐるひとよ君は貝でもない 骨でもない 物でもない。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
久遠のひと 佛陀よ!
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
――佛陀の教へた慈悲の哲學!
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
佛陀の寂しい時計に映る、自然の、海洋の、永遠の時間を思惟しようよ。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫