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聞き澄ます

ききすます
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to listen attentively
文例 · 用例
戸に耳を押し付けてじっと聞き澄ますと、それは雪の音ではない。
岡本綺堂 雪女 青空文庫
) と打傾いて、遠くへな、私を導いて教えるような、その、目は冴えたがうっとりした顔を熟と見ながら聞き澄ますと、この邸じゃありません。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
よく聞き澄ますと、それは宿の入口で山椒の魚を買っていたかの学生たちで、買って来たその動物をなにかの入れ物に飼おうとして立ち騒いでいるらしかった。
岡本綺堂 山椒魚 青空文庫
かれはしばらく口籠って、床の下に鳴き弱る虫の声を聞き澄ますかのように押し黙っていたが、もともとそれを言いたいがために、わざわざ尋ねて来た以上、今さらおめおめと逡巡している訳にもゆかないので、かれは思い切ってまた語り出した。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
……だから……私はそう気付くと同時に、その溜息を途中で切って、続いて出る副院長の言葉を聞き澄ますべく、ピッタリと息を殺していた。
夢野久作 一足お先に 青空文庫
音の有無を聞き澄ます
国枝史郎 レモンの花の咲く丘へ 青空文庫
「『冬の夜の、ふけて氷の割るる音、心しずかに、聞き澄ますなり』さてはこういう心持ちで来たか?
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
玉蜀黍を二人互ひに土産かな老の耳露ちる音を聞き澄ます八月二十二日 山中湖畔|下り山、楊の家にて俳句会。
高浜虚子 六百句 青空文庫
作例 · 標準
皆が息を殺して、扉の向こうから漏れ聞こえるかすかな物音に聞き澄ました
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「ほら、聞き澄ましてごらん。遠くの方で滝の音が聞こえるよ」
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深夜の静まり返った家の中で、誰かが階段を上ってくる気配にじっと聞き澄ます
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森の奥深くで、指揮者は風が木の葉を揺らす音に五感を聞き澄ましていた。
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