区民
くみん
名詞頻度ランク #17218 · 青空 14 例
標準
ward residents
文例 · 用例
その各支店をまわってその売れ残りの特徴を聞いてみたら、各区民の生活状態を考えるために面白い材料になるだろうと思ったが、あまり大袈裟になりそうなのでやめにした。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
しかしかれは文盲だ、眼に一丁字なく、耳に一章句を解せぬが、しかもよく大義名分を弁え、日露の役には区民に率先して五十円を献金し、某の侯爵に隣してその姓名を掲げられたが、実は侯爵よりも数日を先んじて報公の志をつくしたのであったそうな。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
それが実現された暁にはあのあたり一帯に水上陸上相まって、他と趣を異にした特殊の景情を現出すべく、公園や遊歩場というものを持たないわれ/\牛込区民や、麹町区一部の人々の好個の慰楽所となるであろう。
— 加能作次郎 『早稲田神楽坂』 青空文庫
何れも似たり寄ったりの、区民相手の中以下の日用品店のみだといっても大したおしかりを受けることもないだろう。
— 加能作次郎 『早稲田神楽坂』 青空文庫
彼等の智弁能力なるものは、要するに選挙区民の歓心を得るの術なるのみ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
其山猫の人化したる的の面既に甚だ愛嬌津々たるのみならず、其選挙区民より贈与せられたりといへる五所紋付黒木綿の羽織を着用して、古武士の純朴を存する所亦頗る異彩あり、彼は誰れぞ、下院第一等の名物田中正造氏其人なり。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
その勇気と忠実と親切とは、当然教区民の絶大の敬慕を贏ち得たが、健康が許さないので、一八六八年他の教区に転任した。
— SPIRIT TEACHINGS 『霊訓』 青空文庫
それから更に進んでは、市町村の利益を以て選挙区民を誘惑する。
— 大隈重信 『選挙人に与う』 青空文庫