遊行女婦
ゆうこうじょふ
名詞
標準
wandering prostitute
文例 · 用例
先生は微細な点までもじぷしいと殆ど同一の生活をして居た我が古代の浮浪民(うかれびと)なる傀儡子(くゞつ)と、其女性なる遊行女婦(うかれめ)との実在を証拠だてられた(明治四十一年頃の人類学雑誌に連載)。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
娘は遊行女婦であったろうから、美しかったものであろう。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
娘子は遊行女婦のたぐいであろう。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
地方にいる遊行女婦が、こうして官人を持成し優遇し、別れるにのぞんでは纏綿たる情味を与えたものであろう。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
遊行女婦あたりの口吻だから、東歌の中にはこういう種類のものも交っていることが分かる。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
○ますらをと思へる吾や水茎の水城のうへに涕拭はむ 〔巻六・九六八〕 大伴旅人 大伴旅人が大納言に兼任して、京に上る時、多勢の見送人の中に児島という遊行女婦が居た。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
当時の人々は遊行女婦というものを軽蔑せず、真面目にその作歌を受取り、万葉集はそれを大家と共に並べ載せているのは、まことに心にくいばかりの態度である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
併し、作者も単一でなく、中には京から来た役人、旅人等の作もあろうし、京に住んだことのある遊行女婦のたぐいも交っていようし、或は他から流れこんだものが少しく変形したものもあり、京に伝達せられるまで、(折口博士は、大倭宮廷に漸次に貯留せられたものと考えている。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の文献には、遊行女婦の暮らしに関する記述が見られる。
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彼女は旅の途中で、遊行女婦と出会い、その人生に触れた。
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遊行女婦という言葉は、現代ではあまり使われない歴史的な表現だ。
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