見納め
みおさめ
名詞
標準
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文例 · 用例
彼は見納めをするような気持で、きちんと整頓されたその茶の間を眼早く見まわした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
が、ああ、十ウに九ツこれも見納めになろうも知れん、と云うのは(サの字。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
お蔦 見納めかねえ――それじゃ、お別れ申します。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
殺されたら死ぬ気でな、――大恩のある御主人の、この格子戸も見納めか、と思うようで、軒下へ出て振返って、門を視めて、立っているとな。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
見納め、まさか、でも、それに似た気持もあるようだ。
— 太宰治 『新郎』 青空文庫
では口惜しい東京ながら一度だけゆっくり見納めて置こう――わたくしは哀しい太々しい気持を取出して道端の草の上に草履を並べ、その上へハンカチを敷き、白足袋の足を路面に投げ出しました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
郭の見納めに郭の中へ入って見ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
)源右衛門『これ、忰、暫らくの間の故郷の見納め、この辺で一休みするとしようかい』源兵衛『此の期になって、のんきらしい………。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
作例 · 標準
紅葉の時期も終わり、今日がこの美しい景色を「見納め」にする日だ。
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旅立つ前に、故郷の山々を静かに見納めした。
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「さあ、これが最後のチャンスだよ。しっかり見納めしておきなさい。」と母は言った。
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