因み
ちなみ
名詞頻度ランク #12581 · 青空 95 例
標準
association
文例 · 用例
――因みに、各民族の古い時代には、俳句の如く短詩形があり、それがまた非常に微妙なものであつたといふことを、俳句がそれに相当するといふのではないまでも、一応想起されたいのである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
梁の武帝因みに僧〔に〕問ふ、あゝいかん、梁の武帝達磨に問ふ 磨の曰く無功徳 帝の曰く朕に対する者は誰ぞ 磨の曰く無功徳 いかん朕に対する者は誰ぞ 磨の曰く不識!
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
因みに大阪で志賀山流の名取は尚子さん唯一人、尚子さんは放送局の文芸部へ勤められる余暇を、舞の手の記録に捧げておられる。
— ――戦災余話 『起ち上る大阪』 青空文庫
因みに「世相」という作品は、全部架空の話だが、これを読者に実在と想わせるのが成功だろうか、架空と想わせるのが成功だろうか、むつかしい問題だ。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
彼は四五日前から横堀駅に泊りがけで、この界隈に在る、小町の父親小野|良実の居城の跡の桐木田やら小町の母親の実家町田氏の居館の跡の泉沢やら、およそ小町に因みのある雄勝郡内の古蹟を踏査してみた。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
これは賢秀の心を攬る為に云ったのでは無く、其翌年鶴千代丸に元服をさせて、信長の弾正忠の忠の字に因み、忠三郎|秀賦と名乗らせて、真に其言葉通り婿にしたのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
何で寂心が三河に行ったか、堂寺建立の勧化の為だったか何様か、それは一切考え得るところが無いが、抖※行脚の因みに次第次第三河の方へまで行ったとしても差支はあるまい。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
因みに、私が当時ひそかに胸を焦がしていた少女に、彼等煙草生徒も眼をつけていたのだ。
— 織田作之助 『中毒』 青空文庫
作例 · 標準
この神社には、縁結びの因みがある。
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昔からの因みで、毎年この祭りには参加している。
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地名に因みがある場所を訪ねるのが好きだ。
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標準
pledge (esp. for marriage)
作例 · 標準
二人は永遠の愛の因みを交わした。
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指輪は二人の因みの証となった。
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結婚式で、固い因みを結んだ。
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