綸言
りんげん
名詞
標準
imperial words
文例 · 用例
東 律義者の子沢山西 綸言汗の如し 東は花柳に沈湎せざるもののおのづからにして真福多く天佑有るを云ひ、西は帝王の言の出でゝ反らざることを云へり。
— 幸田露伴 『東西伊呂波短歌評釈』 青空文庫
綸言は重いもので、授けた物に相違はないが、それを確めるには書物がいる、印璽がいる。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
綸言汗のごとしさ、それにミーチカのこじつけもなかなかうまいぞ」 アリョーシャは黙って兄を見つめた。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
……記録所、決断所を置かると雖も、近臣臨時に内奏を経て、非義を申し継ける間、綸言朝に変じ夕に改まり、諸人の浮沈掌を返すが如し。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
勅使は、綸言を伝えていう。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
綸言ひとたび発して、国禅りの大事をご承認なされたものの、帝はなお御涙にくるるのみであったが、賈を使いとして、これに玉璽を捧げしめ、「勅使、魏王宮に赴く」と、称えて禁門から出たのであった。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
綸言豈疑義あらんやと人はみな耀く目を以て答え、血のさしのぼる面をもって決意をあらわしていた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
よろしいか」 きびしい綸言であった。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
天皇の綸言が発せられたことで、長引いていた朝廷内の議論はあっさりと決着した。
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かつては帝の綸言には絶対服従であり、逆らうことは許されなかった。
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綸言を記した奉書が使者によって各地の武将のもとへ届けられた。
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