アオイ
あおい
名詞
標準
文例 · 用例
「アオイ・ホテル」のお六の亭主が東京郊外で令嬢殺しの疑いで拘引され、娼家街のマリアとしてお六のコケットな写真が新聞の三面を賑した事件。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
部屋の片隅にはアオイ・ホテルから小湊へ事件後返り咲いたお六が、南京刈の男のウィンクに応じて立上るとショートオオダァのために別室に消えた。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
前庭にはイチゴ、クロイチゴ、ハハコグサ、オトギリソウ、アキノキリンソウ、樫の灌木、サンドチェリー(Cerasus Pumila)、アオイチゴ、ジマメが生えていた。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
ところが或る昔の学者の一人は、それは木槿のムクゲすなわちハチス(アオイ科)だと唱えている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
宝永六年(1709)に出版になった貝原益軒の『大和本草』には、向日葵をヒュウガアオイと書いてある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
そしてヒュウガアオイの名は向日葵の文字によって多分益軒がつくったものではなかろうかと思う。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
サクラソウの図ヒマワリ ヒマワリは一名ヒグルマ、一名ニチリンソウ、一名ヒュウガアオイと呼ばれ、アメリカ合衆国の原産であるが、はやくに広く世界に広まり、諸国で栽培せられている。
— 牧野富太郎 『植物知識』 青空文庫
芙蓉というはハスの一名であるが、今世人が芙蓉と呼ぶものは元来は木芙蓉なので、これはゼニアオイ科中の一灌木の名であります。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫