十夜
じゅうや
名詞
標準
ten-night memorial service (6th to 15th days of the 10th month in the lunar calendar)
文例 · 用例
「十夜の半弓」「善悪ふたつの取物」「人の刃物を出しおくれ」などにも同じような筆法が見られる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
――ほんに、もうお十夜だ――気むずかしい治兵衛の媼も、やかましい芸妓屋の親方たちも、ここ一日二日は講中で出入りがやがやしておるで、その隙に密と逢いに行ったでしょ。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
が、十夜をあての夜興行の小芝居もどりにまた冴える。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
その氷塊の上では海豹がまどろみ、海つばめはその上を飛びこえて行くのです」第十夜「わたしはひとりの老嬢を知っていました」と、月が言いました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
墓掘りの男はほかの墓から抜き取ったいばらや雑草を、そこに投げすてることでしょう」第二十夜「ローマから、わたしは来ました」と、月が言いました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
――」第三十夜「国道のすぐそばに」と、月が話しました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
初めて本になったのは一八三九年十二月二十日で、(表紙の日付は一八四〇年となっている)そのときはわずかに二十夜を含むごく小さい本であった。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
この二十夜のうち五編はすでに一八三六年に文学誌『イリス(虹の女神)』第二号上に発表されている。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫