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矢の催促

やのさいそく
表現名詞
1
標準
strongly and repeatedly urging (demanding, requesting, pressing)
文例 · 用例
それから十二、十三と三日も経っとるのに下手人がわからんとは余りにも手|緩いちゅうて、大目付から矢の催促じゃ」「ふうん。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
何でもよい、ぜひ一度先生に学園へ帰って貰い度いと葛岡が矢の催促を放っても、先生からはたった一本、手紙で、葛岡に与えた先生の要求を葛岡が受容れない限り、先生は絶対に帰る気持はないという返事を寄越した。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
壁が破れても修繕はしてくれず、家賃ばかり矢の催促にくる大家に対して、借家人同盟の長屋委員会をつくろう等という考えは起さず、壁の穴へは、色紙一枚に雀一羽描いて何百円とかとる竹内栖鳳などというブル絵描きのあやしげな複製でもおとなしくはりつけて、気をまぎらして居れということらしい。
宮本百合子 『キング』で得をするのは誰か 青空文庫
約束の期限が切れると、カタのやうに彦七は矢の催促をはじめました。
伊藤野枝 火つけ彦七 青空文庫
ちょッとした鉱物のでる山が残っていまして、これが貧鉱なんですが、それをぼくに売ってくれとの頼みで、なかなか買い手がウンと云わなかったのですが矢の催促です。
坂口安吾 能面の秘密 青空文庫
何というけちな奴、惜しい余りに嘘をつきおったな、それならそれで、こちらも断じて貰いうけてやる、とばかりに使者を再び立てての矢の催促である。
第四巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
しかして一方においてかく矢の催促をしたのみでなく、同時に種々と土岐や斎藤の機嫌をとった。
原勝郎 東山時代における一縉紳の生活 青空文庫
約束の年季を一年も過ぎ、古河の母からは矢の催促で、近頃年を取つて、めつきり弱つたから、早く歸つて顏を見せてくれと言はれる度に、私は暇も金も下さらない主人を怨みました。
權八の罪 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
締め切りが迫り、編集者から矢の催促が入った。
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彼は仕事が遅いので、いつも上司から矢の催促を受けている。
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顧客からの矢の催促に、担当者は対応に追われていた。
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