本院
ほんいん
名詞
標準
this institution
文例 · 用例
どうせ昼飯前なのだから、自分達も憩んでもいいと考え、岩本樓の石の門の前に足を止めたのですが、その時雄吉君が俄かに元気づいて、『――岩本院の稚児上がり、平素着なれた振袖から……』と、壊れた※のような声を出したので、吃驚して逃げ出しました。
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
しかるに本院の侍従にのみ思いを遂げず、その欠点を聞いて思い疎みなばやと思えど何一つの欠点を聞かず。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
眉山は遠くから瞻めてると女のように媚かしいただの色若衆であったが、会って見ると岩本院の稚児上りといいそうな江戸ッ子風の伝法肌であった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
本院の大臣の御屋形には、ずゐぶん女房も沢山ゐるが、まづあの位なのは一人もないな。
— 芥川龍之介 『好色』 青空文庫
或|長雨の続いた夜、平中は一人本院の侍従の局へ忍んで行つた。
— 芥川龍之介 『好色』 青空文庫
一瞬間、――その一瞬間が過ぎてしまへば、彼等は必ず愛欲の嵐に、雨の音も、空焚きの匂も、本院の大臣も、女の童も忘却してしまつたに相違ない。
— 芥川龍之介 『好色』 青空文庫
」 五 まりも美しとなげく男 平中は独り寂しさうに、本院の侍従の局に近い、人気のない廊下に佇んでゐる。
— 芥川龍之介 『好色』 青空文庫
「往生繪卷」(大正十年)は今昔物語本朝の部卷第九「讚岐國多度郡五位聞法即出家語第十四」に、「好色」(大正十年)は卷第二十「平定文假借本院侍從語第一」に、「六の宮の姫君」(大正十一年)は卷第九「六宮姫君夫出家語第五」にその題材を得てゐる。
— ――藝術家としての彼を論ず―― 『芥川龍之介論』 青空文庫
作例 · 標準
本院の診療時間は、午前9時から午後5時までです。
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この研究は、本院と他大学との共同プロジェクトです。
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本院の図書館には、貴重な資料が多く収蔵されている。
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