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来屡

きしばしば
名詞
1
標準
文例 · 用例
今や我々は東西芸術の契機を見たのだから、従来屡々あつたやうに、我等の血液を嘆ずべきではない。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
此のことは、古来屡々芸術家に依っても云われて来たことであって、仏蘭西の詩人レミ・ド・グルモンも「話すがごとく書くべし」と主張している。
直木三十五 大衆文芸作法 青空文庫
*** この問いはアリストテレスが之を一つのアポリアとして提出して以来屡々繰り返えされる(Physica, 209 a.)。
戸坂潤 空間概念の分析 青空文庫
どこを指して僕がかういふ批難を加へるのか、それは、従来屡々述べて来たことであるが、もう一度ここに更めてその要点を挙げれば、一、戯曲の本質に対する認識不足。
岸田國士 なんとかせねばならぬ 青空文庫
某新聞の記者某なる者、先日来屡来りて、笠森阿仙建碑の事を説き、碑文を草せよといふ。
断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 断腸亭日乗 青空文庫
彼は二人の嫌疑者に対して、彼の従来屡々成功した心理試験を施そうと決心した。
江戸川乱歩 心理試験 青空文庫
しかしこの様な危険は今に始まつたことでなく、国語の正確な伝授を助けると考へられた文法が従来屡々この様な危険を敢へてして来た。
時枝誠記 国語学と国語教育 青空文庫
私は從來屡交渉及び交渉的存在(das pragmatische Sein)といふが如き語を使用し慣はした。
三木清 唯物史観と現代の意識 青空文庫