送り迎え
おくりむかえ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #28919 · 青空 67 例
標準
seeing someone off and later welcoming them back
文例 · 用例
食うや食わずで昨日今日を送り迎えている。
— 種田山頭火 『述懐』 青空文庫
あんなに、お城の中も、またデンマークの国も、希望に満ちて一日一日を送り迎えしていたような時代は、もう二度と帰って来る事はありますまい。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
けれども、私自身は、以前と少しも変らず、やっぱり苦しい、せっぱつまった一日一日を送り迎えしているのであるから、北さん中畑さんが来なくなったのは、なんだか淋しいのである。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
殊にも山賊の父から兇悪の血を受け、いまは父の真似して女だてらに旅人をおどしてその日その日を送り迎えしている娘だ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
わたくしはいま、気分が流れ出すまゝに身も心も軽々と、空|逝く雲か、浪乗る船のようなうき/\した不安に送り迎えされ始めました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
こどものとき小学校へ送り迎えをして呉れたり、わたくしの好きな鯔のお臍を焼いて呉れたり、母がわたくしを乞食の裔と罵るのを庇って呉れたり、想い出せば親切だったと思うことも沢山あります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
日々に多くの市民の男たちを送り迎えして、その一々に心からなる親切で応待し、心を和めさせ、元気づける倶楽部の娘こそ、わたくしに相応わしいものでありましょう。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
贄川は後に山を負い前に川を控えたる寂びたる村なれど、家数もやや多くて、蚕の糸ひく車の音の路行く我らを送り迎えするなど、住まば住み心よかるべく思わるるところなり。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
作例 · 標準
例句