禅画
ぜんが
名詞
標準
Zen painting
文例 · 用例
或る意味では、彼の作画は「禅画」とも云いえられる。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
忠利死後は、藩にあっても、彼はまったく、日常の事を廃して、詩歌、茶道、禅画などに遊んで、そして、姿が見えないと思うと、この霊巌洞に来て、独り、座禅していたといわれている。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
九日、甲辰、晴、晩に及びて、将軍家俄かに永福寺に御出、桜花を御覧ぜんが為なり。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
十三日、丁亥、将軍家海辺の月を御覧ぜんが為、三浦に渡御、左衛門尉義村殊に結構すと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
女房がまた、背筋や袖をしなり、くなり、自由に揉まれながら、どうだい頬辺と膝へ、道士、逸人の面を附着けたままで、口絵の色っぽい処を見せる、ゆうぜんが溢出るなぞは、地獄変相、極楽、いや天国変態の図だ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
記憶に便ぜんがため、自分は学校にいるうち抜き書きということをよくやった。
— 寺田寅彦 『わが中学時代の勉強法』 青空文庫
おはまは御ぜんができたというてきた。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
深い山だからのう――御二人の前ながら、八郎太殿の性は存ぜんが、武士としては、かくありたいもの、のう袋持」「善悪はさておき」「いや、善悪から申しても、わしは、八郎太殿へ味方する。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
美術館で水墨画の禅画を鑑賞し、静謐な美しさに心を奪われた。
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禅画には、禅の思想が凝縮された独特の表現がある。
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彼の書斎には、味わい深い禅画が飾られている。
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